やっほほーい!(レオスキャピタルの藤野さんをパクッてみました…)
秋の気配が漂う季節になりましたね。
最近、藤野さんの本を良く読んでます。今回読んだのは、「投資家みたいに生きろ」という本。この本は別に読んだ人に「投資をしなさーい」と薦めているわけではなく、あくまで投資家(藤野さん)の考え方を知ってもらって、自分の人生をより良い方向に向かってもらいたいという、非常に利他的な内容。
投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略 | 藤野 英人 |本 | 通販 | Amazon
将来向けてのお金の不安を無くす方法とは?
①若いうちに沢山稼ぐ、②支出を抑えることが考えられます。それに対して投資家的な解決方法は、以下の2つだそうです。
- 長く働き続けること
- 収入の一部を投資に回すこと
健康で長く働くことができれば、月次のキャッシュも入ってきますし、働くことでボケ防止にもなり、健康寿命も延び、一石二鳥ですよね。そして、投資に回すこと、これはある意味、お金に働いているもらうことなり、自分自身の体を使う以外にもお金を得る手段が増えるわけであります。お金が増える源泉を増やすにこしたことはないです。
であれば、「今の仕事は70歳になっても楽しく続けられるだろうか?」と長期的な目線で考えた方が良いと、藤野さんは言っています。もし、そうでないならば、転職、起業するなり、対策を取った方が良いとのこと。私は、現職を70歳になっても到底楽しめるとは思えないので、長期的な視座で考えていきたいと思います。
モノゴトは、何事も捉え方で変わってくると思います。ある事実を悲観的に見るのか、はたまた楽観的に見るのか、これはその人の捉え方次第で、人生の中身も変わってくる。
例えば、土曜日の朝、ランニングしようと思い早起きをしようとしていたが、寝坊してしまった。これを、朝の時間を無駄にしてしまったと捉えるのか、平日仕事の疲れが溜まっていたから、体が休めと言っていたんだなーと捉えられるかでは、その日、一日の気持ちの持ちようが大きく変わってくると思います。
上段の話しは、本書の中では、コップに半分の水の話で紹介されていました。
日本人は2つのグループに分けられる:①失望を最小化する人たち、②希望を最大化する人たち。まさに、コップの水をみて半分しかないと思うのと、半分も残っていると思う人たちとの違いです。
日本人の多くは、①失望を最小化しようとしてしまう性質があると思います。暗い将来が待っていると不安を感じて、無暗にお金を貯め込んでしまうのも、そこからきているものだと感じています。私は可能限り、希望を最大化して、モノゴトを捉えていきたいと思います。
また、本多静六さんの言葉も紹介されており、胸にささった部分であり、「私の財産告白」を再読したいと思います。
- 利他的な目標にすると、より大きな成功をもたらす。
- 「人生は生ある限り、これすべて向上への過程でなくては行為ならない。社会奉仕への努力でなくてはならない。もし老人のゆえをもって、安穏怠惰な生活を送ろうとするならば、それは取も直さず人生の退歩を意味する
藤野さんは、「人生でもっとも楽しいことは信頼できる仲間と楽しい時間を過ごすこと」、「やりたいことを実行するための想いや、それに集まってくる仲間のほうがお金よりよっぽど貴重」と本書の中で、言っていましたが、これはその通りだと思います。結局、人間って人と人との交わりがある社会の中で生きており、どんなにお金があっても、一緒に楽しんでくれる人がいなければ、ただただ寂しい人生になるだけになってしまいます。
その他、印象に残った個所
・1万時間の法則:1日5-6時間かけて5年間やれば、大抵のことは身に付く
・7つの習慣木こりの話し:ノコギリ刃がボロボロ、刃を研いでいる暇なし
・最後の最後は気持ち 所詮運だから
・インタンジブルアセット:目に見えない資産(スキル、健康、人間関係)
目に見えるものばかりを追い求めると、人生は空虚になる
仏教で言う一妙 (oneness)という考え方に近い
・人生最高の幸福は、社会生活における愛の奉仕によってのみ生じる。
わかりやすく言えば他人のために働くことだ
・流行嫌いのマインドは変える必要がある。流行を知ることが大事
・家電量販店をくまなく歩く癖
・コンビニパトロール:コンビニは、POSデータを基に、流行を捉えている
・旅にでること:イメージできないことはマネージできない
・発信はローリスク・ハイリターン
(アウトプットをセットすることを意識する)
・最高プロフィール写真用意する
・人の目にさらされる訓練を自主的にやっていく必要がある
・自問自答×5分(何事も初動が大事)
・仕事以外(旅行、遊び)のスケジュールを入れてしまう
・挨拶、評判を得る方法(ありがとうを伝える)
人をほめることは、相手に関心を持つことから始まる
・お勧めされたものを試す
・昔話は死んでもするな
・知ったかぶりは損をする。なぜなぜ?
・地縁、血縁を再評価
・5年前と同じ人間関係だったら焦った方が良い
・趣味が鍵
・自己紹介、30秒で用意。起承転結のストーリーで3分 笑いを取る
自虐的、失敗談
・DECOチョコ、あめをあげる等、スモールギフトは有効なアイテム
・メモを取るかどうか。
・本はランダムで読むのがお勧め
・ネコリーマン:会社に所属し、生活のためにインフラを活用するものの、
出世は目指さず、しかし決して社畜にはならず、自分の人生を
自分でデザインする
個人的には、ネコリーマンの考え方が、非常に刺さりました。
ではでは、良い一日を!
Have a nice day