小さい子ども(2歳~5歳ぐらい)に対して、どういう風に伝えて、接してあげた方が良かったのかと、悩む時があります。
慌ただしい毎日の中でも、「早くしなさいッ!」「ダメッ」とか理由も伝えずに言ってしまいがちな、”NG Word”を使わないように、心がけてはいます。
とは言うものの、ついついきちんと話もせず、大人が子どもよりも立場が上といった形で、コミュニケーションを取ってしまうこともあり、反省する点が多々あります。
はじめての育児は苦労しました
上の娘が5歳になるまでは、親の言うことを中々聞いてもらえず、本当に苦労しました。外に連れ出すと、レストランでも電車の中でも、どこでも床を這いつくばって、怒ってしまう感じの子でした。
娘が泣きまくって、完全に我を忘れてどうしようもなくなってしまった際には、最終手段として、俵投げのように持ち上げて、娘を連れていくこともしばしばありました。(その当時、”強制終了”と呼んでいました…。あまり使いたくなかったのですが…)
おそらく、何度も何度もきちんと丁寧に接して、話すことを続けていくのが、一番だとは思っています。そうは分かっていながらも、中々できなかったのは、まだ若かったということもあるし、手探りの中、育児をやってきた証拠でもあると思います。
今ならば言えるのは、我が子だからこそ、親は子どもを粘り強く信じ、世界中の最後のひとりになるまで、親は子どもを信じきることなんだと思っています。
育児関係でよく読んだ本
長女が生まれてから、育児の参考本として、”毛利子来”先生の本をよく読んでいました。その中でも、「新エミール」という本からは、育児の考え方について色々と参考にさせてもらい、実際救われた部分が多々ありました。
赤ん坊には、自分のやりかたで、世の中を生きさせよう。なにかつけ加えたければ、そのやりかたを崩さむ程度に持ち込むことだ。性格に対しては好みがあるが、赤ん坊の性格を意のままに変えることはできぬ。できるのは、赤ん坊が持って生まれた性格ととことんまでつき合って、そこからなにかをつけ加えるくらいのことしかない。
どうやったって、その子はその子なんだと思います。親がマリオネットのように子どもを操ることはできませんし、変えることはできないと思います。その子が生まれ持った性格と、”とことんつき合っていく”、これが大事なんだと思います。
まだまだ育児も半ば途中ではありますが、その子の個性を大事にして、つき合っていきたいと思います。
ではでは、良い一日を
Have a nice day!