人は年をとるから走るのをやめるのではない、走るのをやめるから年をとるのだ…。
上記は、「Born to run」というメキシコの走る部族 vsと現代最強のランナー達がレースを行うノンフィクション小説にあったセリフです。
8年ぐらい前に読んだ本ですが、この言葉、カッコいいですよね。この本を読んだあたりぐらいから、朝にランニングを行うようになっていきました。
ちょうどその当時、会社で同じ部署のメンバー数人の異動が重なり、めちゃくちゃ業務量が多くなっていた時期でした。
別に誰かに言われたわけではないのですが、このままじゃ精神的にもまいってしまうと思ったのか、ふと朝、走ってみようと思い始め、今も尚、ほぼ毎朝走るような習慣になっています。
脳が予防的に走るように仕向けたのか、今でもよく分かりませんが、走るようになって良かったと思っています。
ランニングのメリットは言わずもがなですが、血流が良くなる ⇒ 血流がよくなると、肩こりや冷え性も改善される ⇒ さらに走ることで自律神経を整える脳内物質「セロトニン」が多く分泌され、ストレス解消となる。
まさに良いこと尽くしだと思います。
毎日走るのは大変ではないのか…。
はい、今でも大変だと思っています。ランニングがものすごーい楽しいという方には、当てはまらないと思いますが、自分にとって走ることは辛くて大変な部類に入ります。
では、なぜ走るのか。それは、走っている時に無の状態(何も考えずにひとすら走るだけ)に陥れることと、走り終わった後の爽快感が気持ち良いからなんだ、と思っています。あとは、ただ単純に健康に良いことをしているというのも後押しになっています。
ランニングを継続させるには
誰に言われて走り始めるのではなく、自ら決めてランニングするというタイミングが誰にでも訪れるものだと思います。
ランニングを継続させるには、習慣化させるのが一番です。人間は基本怠惰な生き物ですので、楽なほうに楽なほうに流れる傾向がありますので…。
私の場合、まだ子供も奥さんも起きてこない、朝に走ることにしています。夜でも良いんですが、一日の終わりに走りに行く億劫さ、また仕事が長引く可能性や子供が寝た後で走るとなると、ハードルが一気に上がってしまいます。
ですので、確実に自分の時間が取れる朝に走るようにしています。朝のランニングは、空気が綺麗で、朝日を浴びることもでき、ただただ気持ちが良いことだらけです。
コロナ発生後の現在は、朝にランニングロードで出会う人の数が格段に増えており、コロナで不都合になった面も沢山ありますが、逆手に捉え良い習慣を得ることができた人も多いんじゃないかなと感じています。
ランニングは体には良いのは分かるけど、それでも面倒くさい…
面倒くさいと思うのは仕方が無いと思います。家でネットサーフィンしていた方が楽で楽しいかもしれません。それでも、長期的に自分の人生を楽しむには、やはり自分の体が健康であることが一番だと思います。
そのために、24時間の内、たった20分でも30分でも良い習慣に使うことは、決して悪くない投資だと言えると思います。
朝に走るのが面倒くさくなった時は、
走り続けるための理由はほんの少ししかないけれど、
走るのをやめるための理由なら大型トラックいっぱい分はあるからだ。
僕らに出来るのは、その
「ほんの少しの理由」をひとつひとつ大事に磨き続けることだけだ。
暇を見つけては、せっせとくまなく磨き続けること。
「走ることについて語るときに僕の語ること」で村上春樹氏が言っていた上記の言葉を自分に言い聞かせながら、今日も走りに行きます。
ではでは、良い一日を
Have a nice day!